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湘南ER、訪問やるってよ

2018.12.30お知らせ

高齢の方が うっかり転んでしまい ケガをする
幸い、ケガは重症ではない

 

慣れない救急外来を訪れた 高齢の方
大きくはないが 開いた傷口は縫われ
骨折はないが 腫れた打撲は包帯を巻かれる

 

そして、処置を終えた医師は
優しく微笑みながら 言う

「明日 傷を見せに 外来に来て下さい
自宅では 傷を清潔に保ち
御自身でガーゼを交換してください
1週間後にも抜糸のために 外来に来て下さい」

 

想像してみてほしい
痛みが引かぬまま 自宅で生活する姿を

想像してみてほしい
痛みで普段通りに歩けぬまま 再受診する姿を

 

当然 ひとによって状況は異なる

若い家族とともに暮らすひともいれば
高齢の夫婦だけで暮らすひともいるし
ひとりで暮らすひともいる

病院の目の前のマンションに住むひともいれば
病院からバスと電車を乗り継いで帰るひともいるし
山奥の家の前には50段の階段があるひともいる

 

高齢者が、地域が、社会が
我々に求めている救急医療とはなんだろうか

 

変わらずにいるためには
変わり続けなくてはならない

 

湘南ER、訪問やるってよ

 

【 ER 急性期短期訪問診療】
居住地域、年齢、疾患などで対象となる方に 我々から訪問診療を提案しています。
(御注意:「具合が悪い時にいつでもどこでも往診する」というものではありません。)

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