Shonan ERFor the patient
Report
目標は『専門科を持たない究極のジェネラリスト』
仕事も遊びも全力なER医
[救急科専攻医2年目(2017年度取材時)]
隅田 ちひろCHIHIRO SUMIDA
- 出身地
- 高知県
- 出身校
- 徳島大学
- キャリア
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平成26年 徳島大学卒 平成28年 湘南鎌倉総合病院 初期臨床研修修了
高知の中でもかなりの田舎から医師になり鎌倉へ。
月に1回は海が恋しくなり、ダイビングに出かける。
将来は離島で医療を行いたく思っており、日々ジェネラルマインドを持ち続ける。
私のキャリアフロー
- 高知学芸
高校卒業 - 徳島大学卒業
- 湘南鎌倉
総合病院
【初期研修】 - 湘南鎌倉
総合病院
ER
【救急科専攻】
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大学時代はACLSとバイト三昧
大学時代は、ACLS(救急)サークルに入り、全国の仲間たちとワークショップを開催していました。また週5〜7でアルバイトをしていました。『先生』と呼ばれる以外の仕事もしてみたくて、スーパーの試食から雑貨屋、服飾などなど様々なバイトをしていました。
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湘南ERに入った理由
1次から3次まで、メジャーな疾患からマイナーな疾患まで、24時間365日断らない救急医療を提供しているということに魅力を感じ、湘南ERで勉強させいていただこうと思いました。また、自由な科選択が可能なことも非常に魅力的でした。
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湘南ERについて
1次から3次までどんな患者さんでも受け入れ、救急車の台数も多いですが、外来患者さんもとても多いです。救急車が立て込み忙しくなる時もありますが、常に自分の中でトリアージを行い、検査や時間のマネージメントを行うスキルが身につきます。
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自身のバックグラウンド
高知のど田舎でのびのび育ち、病院といえば診療所でした。その中で何でも診られる医師というのが目標として漠然とありました。実際に働き始めてからも、専門科を持たない救急医になろうという目標は変わらず、湘南ERでは研修の幅の広さからそれができると思います。
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趣味はランニングとダイビング
ランニングは2〜3日に一度5〜10km程度走ることが日課になっており、また月に1度はダイビングをしています。忙しい中でも、体を鍛えて趣味に没頭できる時間が確保されているのも湘南ERならではで、メリハリがとてもつけやすいです。
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将来の夢はDr.コトー
救急医として今後も都市部で働くことも魅力的ですが、島に1つしか病院がなく限られた資源の中で最大限に医療を提供するのが夢です。また患者さんとの距離が近く外来・入院・退院まで一貫してできるところも魅力的です。もちろん海も魅力的です。
私の研修ライフ
[am]5:30
朝のランニング
ランニングで1日が始まります。
研修医時代は全く運動していませんでしたが、後期に入り体力の低下に驚愕しランニングを始めました。
今日も次回のフルマラソンに向けてトレーニングです。
雨の日はジムで鍛えます。
[am]8:00
ER勤務
ERの勤務形態により出勤する時間は様々です。
1日の中で研修医の相談役を受けたり、スピードが必要な場面では積極的に前に出たり、中堅ならではの動きが必要とされます。
また週に1回は内視鏡を行っています。
[pm]4:00
ER勤務終了
基本的には8時間で勤務終了となります。基本的には自分がタッチした患者さんは全てディスポジションをつけるまでは終了しません。
また初期研修医から相談を受けた症例は、ディスポジションがつくまで一緒に考えたり診察します。
[pm]6:00
帰宅
ER勤務終了後は、その日の疑問を片付けたり、次回のカンファレンスの準備をしたり、飲みに出かけたり、時間の使い方は様々です。
料理も好きなので、月に2回程度人を集めご飯を提供しています。
[am]7:00
休みの日はダイビング
離島研修の時に始めたダイビングにはまり今では月に1回、年に2回の1週間休みは基本ずっと潜っています。
目指せ、MSD(マスタースクーバダイバー)!!
遊びにも全力投球です!!
研修医へのメッセージ
噂に違わぬ忙しさと症例経験数があり、ERスタッフや後期研修医同士から学ぶ機会が数多くあります。また、初期研修医や後期研修医へ自身の知識をアウトプットする機会もたくさんあり、自身のプレゼンテーション能力を磨く場が多いです。
また豊富な症例数から臨床研究も行われており、臨床・教育・研究もできる環境だと思います。
一体どんな環境で働いているのか、少しでも興味を持っていただけたなら一度見学に来てみてください。