Shonan ERFor the patient
Report
ラップも救急もテンポ良く!?
![[救急科専攻医2年目(2026年度取材時)]中野 智久](images/report09-person.jpg)
山口育ち、湘南ERで鍛錬中
![[救急科専攻医2年目(2026年度取材時)]中野 智久](images/report09-person.jpg)
[救急科専攻医2年目(2026年度取材時)]
中野 智久TOMOHISA NAKANO
- 出身地
- 山口県長門市
- 出身校
- 山口大学
- キャリア
-
令和5年 山口大学卒 令和7年 横須賀市立うわまち病院 初期研修修了
山口出身、湘南ERで修行中のラップ好きな救急科専攻医です。
ラップで大切な“フロー”のように、培ったリズム感と俯瞰力を活かしてERでも全体を見渡しながらスムーズな診療を目指しています。
私のキャリアフロー
- 山口県長門市
出身 - 大津緑洋高校
卒業 - 山口大学
卒業 - 横須賀市立
うわまち病院
【初期研修】 - 湘南鎌倉
総合病院
ER
【救急科専攻】
-
父親を医師だと思いこんでいた幼少期
私は長い間、病院で働く父親の職業を医師だと思っていました。中学1年時の担任の先生が父親の同級生でした。父親の職業を聞かれ、医師だと答えると担任の先生は仰天していました。よくよく話を聞くと父親の職業はME(臨床工学技士)でした。そこでMEと医師の違いを知り、現場でリーダーシップを取りながら診断・治療を行う医師という職業を目指そうと思いました。
-
“努力は実る” 予備校時代
とはいえ、医師になるのは簡単ではなく現役で医学部には受かりませんでした。とにかく厳しいことで有名な北九州予備校山口校の寮に入りました。結果的に2年間入所することになりましたが、携帯・インターネットの使用も制限され、起床・勉強・就寝まで徹底して管理された生活でした。決して楽ではありませんでしたが、その2年間で努力を続ける力が身につきました。
-
紆余曲折な大学時代
大学では上下関係の厳しいサッカー部に入部しましたが、同時期にラップと出会い、サイファーと呼ばれるラッパーの交流会に参加するようになりました。その中でもっと自由に生きたいと感じ、大学2年の終わりに部活を辞めてMCバトルに参加したり、ヒッチハイクやバックパッカーなどで日本や海外を旅したり、AIを使った研究に携わったりなど様々なことを経験しました。
-
横須賀での初期研修
自分がどういうキャリアを歩みたいのかが定まらずふわふわとした中で、ご縁あって横須賀のうわまち病院で初期臨床研修がスタートしました。そこで横須賀を支えるスーパースターのような医師たちと出会い、ジェネラリストとして1人前になりたいという思いが強くなりました。そこで恩師が湘南ERを薦めてくださいました。
-
湘南ERでの経験
湘南ERでは、可能な限り多くの救急患者さんを受け入れようとする文化があります。来る症例の多彩さに驚かされますが、湘南ERだからこそ経験できていることが沢山あると感じています。
-
離島での経験
湘南ERでは離島研修があります。離島では、限られた医療資源のなかで、一人ひとりの判断が地域の安心に直結する場面があります。これまでで最も責任の重さを感じた3か月でした。いつか自分の故郷、山口にも恩返しができたらと思います。
私の病院ライフ(離島研修 喜界島 ver)
[am]6:00
起床・ランニング
専攻医1年目に運動不足解消のために始めたランニング。一時期は毎日10kmのランニングを課していましたが、島に来てからは無理のない範囲でランニングしています。島の自然を全身で感じながら、なるべく頭を空っぽにして走ります。
スタートはまだ暗かったですが、走り終えた頃には空はかなり明るくなっていました。なんだかんだ調子が良かったので10km走りました。



[am]7:30
出勤 病棟回診・カンファ
入院患者さんに変わりがないかカルテで情報収集し、直接会いに行きます。昨日の当直医師から夜間の申し送りを受けます。
[am]9:00
午前診
内科から外科まで幅広く患者さんを診察します。今日も外来患者さんの数は非常に多く、なかなか時間が限られていますが可能な限り患者さんの声を聞くように心がけています。
診療中の一場面。離島では、患者さんとの距離の近さも印象的でした。



[pm]12:30
昼休憩!
ようやく午前の外来も一区切り、食堂で昼食を取ります。喜界徳洲会の食堂のご飯はどれも本当に美味しい。今日は肉うどんの日でした。



[pm]1:30
訪問診療
訪問診療では午後から平均8〜9人の患者さんを訪問します。範囲は島全体なので、診療を終える頃には島を1周しています。



[pm]4:00
夕診
夕方4時からも外来があります。胸痛を訴える患者さんを診察し、急性心筋梗塞が疑われたため、島外搬送を行うことになりました。
ドクターヘリを要請し、救急車でランデブーポイントまで向かいます。無事、ランデブーポイントまで患者さんを搬送し、ドクターヘリに繋げることができました。



[pm]6:30
勤務終了・夕食
無事に搬送が終わり、ライブの前に夕食。行きつけの天晴で喜界島の海の幸を頂きました。特に夜光貝の刺身は絶品!!



[pm]9:00
さよならライブ
島唯一のライブハウスSABANI。あのかりゆし58もライブに来ることもあるらしい!!今日はそんな場所で一足先に本土に戻る同僚のさよならライブ。聞きつけた高校生たちも見に来てくれました。苦楽を共にした同僚に感謝の思いをラップにして届けました。



研修医へのメッセージ
見学前は、多くの救急患者さんを受け入れるERということで、張り詰めた雰囲気や厳しい環境を想像していました。しかし実際には、忙しい中でも職種や立場を問わず相談しやすく、教育的な雰囲気が根付いていることに驚きました。
百聞は一見に如かず。少しでもERに興味がある方は、ぜひ一度見学に来てみてください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
![湘南鎌倉総合病院-救命救急センター[湘南ER]](/share/images/pc-header-logo.png)






